皆様こんちは。

株式会社HERO innovation　クリニッックサポート事業部　

名古屋支店担当の野田です。

 

ここ数年、あらゆる場面で「口コミ評価」を目にする機会が増えてきました。

食事をする時の飲食店選びや新しく美容院を探す際など、

多くの方が気になるお店の「口コミ評価」をWebで簡単に検索することが可能と

なりました。

こういった傾向は医療業界も例外ではありません。

 

あるアンケート調査では、

患者様がクリニックを選ぶ際の選定基準として

以下の３項目を重要視しているという統計データが出ています。

・家から近く、通いやすいかどうか

・クリニックの場所を知っているかどうか

・口コミの評価が良いかどうか

 

これら３つの項目を開業地を選ぶ基準として言い換えると、

・診療圏における患者対象人口の総数が多く、生活導線上にあるか立地かどうか

・視認性が高く、近隣住民や通行人に認知してもらえるかどうか

・開業候補地の競合クリニックの口コミの評価はどうか

となるのではないでしょうか。

 

患者様のクリニック選定基準の１つ「口コミ評価」について

さらに詳細に調べたところ「身内・友人・知人」からの口コミ評価に

最も価値を感じているという内容の結果でした。

誰か分からない匿名の人の意見よりも、

自身が知っている身近な人物で、

実際に体験した方の生の意見・評価の方がリアリティがあるというのは

非常に肯ける結果といえます。

 

Webや様々な媒体で、

欲しいデータが手軽に手に入る非常に便利な時代ですが、

「百聞は一見に如かず」という言葉は普遍的なもののようです。

 

まだ形を成していない「未来のクリニック」という場所を選ぶ際、

システム上の数値やデータで得られる情報を判断基準にする事も

もちろん大事ですが、

それ以上に現地を見た際に感じたご自身の感覚や直感、

周辺に住んでいる方や地元の不動産会社さんからの声、

立ち寄った蕎麦屋さんの店員さんからの話など

リアルに見聞きした情報もぜひ大切にして頂ければと思います。